気分が沈む、何もしたくない、倦怠感などの症状が続いてなんだか調子悪い。もしかしてうつ病?と思ってもなかなか病院にはいけませんよね。
うつ病っぽいのだけど確信が持てない。そんな時に自己チェックしてみましょう。
うつ病とはどんな病気?
うつ病とは、いろいろなストレスがきっかけで発症すると考えられています。症状も様々で体、心にあらわれます。
早期に気づき適切な対処や治療が大切です。
症状
精神面
特徴的な症状に、憂鬱感があります。すべての物事に意欲がなくなり、感情が鈍くなります。また、睡眠に支障をきたし、判断力や集中力がなくなり、ネガティブ思考や自己否定を繰り返します。
身体面
疲労感、倦怠感、頭痛、めまい、異常な発汗、肩こりなどの症状があります。また、これらの症状が長期間続くようになります。
簡易診断方法
上記の様な症状があり、うつかも?と感じましたら、下記のチェックをしてみましょう。当てはまる項目が多いほど程度が重いと思われます。
また、程度が低かったとしても、気になるようであれば専門医の診断を受けましょう。
当てはまる項目にチェックしてください。
- ほとんど毎日、一日中ひどく憂鬱を感じる。(悲しい、むなしい、空虚など)
- ほとんど毎日、一日中なにをやっても、つまらないし、喜びというものを感じない。
- 食欲が低下している。
- よく眠れない。
- イライラする。
- 疲れやすく、だるさがとれない。
- 自分を責めてばかりいる。
- 集中力が低下し、考えることができない。
- 繰り返し死にたいと思う、自殺を口にする。
うつ病 正しく知って治す (別冊NHKきょうの健康 著者:野村総一朗)
1〜9の症状のうつ、5つ以上あてはまり、それらの症状が2週間以上続いていて、生活に支障をきたしている場合は、うつ病の可能性があります。
うつ病以外の病気にも注意
症状が似ている病気も複数ありますので、診断が難しい病気です。次のような病気の可能性も含め考慮し、専門医を受診しましょう。
双極性障害
「躁うつ病」と呼ばれていた病気で、極端に活動的になったり怒りっぽくなったりする躁状態と、酷く落ち込むうつ状態が交互に現れる病気です。うつ病との違いは躁状態があることですので、躁状態を確認してはじめて双極性障害と判断されます。
気分変調症
軽いうつ状態が続く病気です。症状はうつ病と似ており、気分の落ち込み、集中力の低下などです。「新型うつ病」とも呼ばれています。
対処
もし、うつ病と思われるときにはストレスを溜めずにこまめに解消することが大切ですので、解消方法を考えてみてください。悪化する前の対処が大切です。
また、充分な休息も非常に大切です。リラックスできる環境を考えてみてください。軽い運動も効果的です。
睡眠も重要です。枕を調節したり、寝具を調整したりと、快眠環境を整えるのもいいかもしれません。
まとめ
私は早期に気づくことができず、長年にわたりうつ病に悩まされてきました。
そうならぬよう、早期に発見、軽度のうちに適切な対処していきましょう。