うつ病の方が自宅でできることの中で、前回はハーブティーをご紹介させていただきました。
ハーブティーと同様に自宅でできるうつ病改善の方法に、アロマテラピーも効果があるようです。
その中でも「ラベンダー」を最も効果があるようですので、ご紹介します。
目次
ラベンダーは万能アロマ
ラベンダーの鎮静作用
ラベンダーの歴史は古く、古代ローマでは入浴に利用されていたようです。日本では昭和初期に栽培が始まりました。
ラベンダーには様々な効果がありますが、そのなかでも「鎮静作用」と「安眠効果」があります。ラベンダーに含まれる「酢酸リナリル」という成分によるものと考えられています。「酢酸リナリル」は、高揚している神経を鎮める効果があるようです。
うつ病患者の方々は、常に緊張しており、不安やイライラの症状が現れます。これらの症状を鎮静作用のあるラベンダーで和らげることができるのです。また、神経を鎮めますので安眠効果も期待できます。
さらに、「セレトニン」の分泌を促進させる作用もありますので、うつ病の治療にはもってこいの方法です。気持ちをリラックスさせ、よい睡眠も取れるようになれるようです。
ラベンダーオイルの使い方
芳香浴
ラベンダーの香りを部屋に漂わせる使い方です。
- アロマポットにてオイルをろうそくで温める方法
- アロマランプにて電気の熱でオイルお温める方法
- ディフーザーにて超音波でオイルを拡散させる方法
- アロマスプレーにて部屋にスプレーする
入浴時
お風呂での使い方です。成分を吸い込むだけでなく肌から浸透するので、高い効果が期待できます。
- バスオイル、オイルを浴槽にいれえる
- バスソルト、天然塩にオイルを加え、浴槽にいれる
オイルマッサージ
ラベンダーオイルを作り、患部をマッサージします。
使用する際の注意点
高い効果の期待できる「ラベンダー」ではすが、種類や使うタイミングを間違えると健康に害を及ぼすことも考えられます。ラベンダーを使用するときは注意点に気をつけてください。
妊婦や子供へは使用しない
ラベンダーには、通経・月経促進作用もあると考えられています。ですので妊娠中にラベンダー使用は避けるようにしてください。また、大人より敏感な子供への使用を避けたほうがいいようです。
種類に気をつけましょう
ラベンダーにも様々な種類があります。神経に対して毒性のあるラベンダーもあります。「ラベンダー・ストエカス」と呼ばれるれるものは強い毒性があります。
使用する前には成分などを確認した上で使用するようにしましょう。
まとめ
鎮静作用や安眠効果などラベンダーにはうつ病改善によいとされる効能を持っています。また、よく知られたアロマですので、購入することも簡単ですので、気軽に始めることができます。
自宅でできることでは、最適な方法ですので、お試ししてみてはいかがでしょうか?