こんにちは。
昼間に突然どうしようもない眠気に襲われてしまうことってありませんか?
眠気の程度が自分では制御できないような場合は「ナルコプレシー」を疑って見ましょう。
「ナルコプレシー」とは過眠症の一種です。どんな症状で特徴があるのか調べてみました。
目次
ナルコプレシーの特徴
睡眠障害の一つの過眠症。その過眠症の症状の一つが「ナルコプレシー」と呼ばれています。その特徴は以下のとおりです。
突然猛烈な睡魔に襲われる
睡眠はきちんと取っているのにもかかわらず、昼間に猛烈な睡魔に襲われてしまう症状です。睡眠発作と呼ばれる症状で、考えられない場面で徳善眠ってしまいます。
それは仕事中であっても関係ありません。たったまま寝てしまったりするようです。
起床後はスッキリしている
朝起床後はスッキリしていることが特徴です。睡眠の質そのものは正常なのも特徴となります。
数時間おきに眠気がやってくる
一日のうちに1度だけでなく、数回数時間おきに眠気が襲ってきます。
脱力感
眠気とともに全身の脱力感があり、たっていることができなくなったり、話をすることができなくなります。
金縛りになることがある
昼間眠気に襲われているときは、レム睡眠の状態に近いと考えられます。
レム睡眠では、脳は起きているのに体が寝ているような状態になりますので、体えお動かす事ができず、金縛りのような状態になってしまいます。
幻覚も見ることがある
入眠幻覚と呼ばれる状態で、いわゆる夢を見ているのと同じような状態です。入眠幻覚では恐怖や悪夢のような夢を見てしまうことが多いようです。
通常の睡眠は、ノンレム睡眠、レム睡眠を繰り替えすのですが、ナルコプレシーではヌムってしまったら先にレム睡眠のなってしまうので、その影響で幻聴を見てしまうと考えられています。
原因はなにか
ナルコプレシーの症状はいろいろ判明してきてはいるのですが、原因についてはまだ解明されていないようです。
ただし、いくつか仮説があります。
- ヒト白血球抗原(HLA)がストレスを感じて発症する。
- オレキシンの減少
オレキシンとは食欲ホルモンとも呼ばれす、脳内で分泌されるホルモンのひとつです。そのオレキシンの分泌の減少することによって引き起こされているのではないかと、考えられています。
いずれもまだ解明されていないようですね。
予防について
原因が解明されいない段階なのですが、一般的に予防としては、オレキシン減少を抑えることが挙げられます。そのためには、規則正しい生活とバランスのとれた食事をとる、というようなことが予防になると考えられています。
また、そのために質の高い睡眠を心がけましょう。
よく聞く内容ですが、脳の機能を正常に保つことが予防につながるようです。
まとめ
睡眠障害の中に「ナルコプレシー」があることがわかりました。ただし原因が未解明ですので、対応が難しそうですね。
日中に自分の意思でなく猛烈な眠気が襲ってくる。この症状は非常に辛く大変だと思います。また、周囲の目も気になります。
症状について、周知していただきたいことと、疑わしいときの参考になれればと思います。