こんにちは。
更年期障害というと女性というイメージがあるかとおもいます。
実は、男性にも更年期障害があり、うつ病の原因になっているかも?
今回は、そんな話です。
LOH症候群
男性にも更年期障害があり、「LOH症候群」とも呼ばれています。
男性ホルモン”テストステロン”というホルモンが大きく関係しており、20代より徐々に減少してきます。
40代ごろには、かなり減少し筋肉痛、心筋梗塞や脳閉塞のリスクが高まったり、うつ症状を引き起こしたりするそうです。
症状
テストストロンが減少することで影響が出るのは大きく次の3つです。
体への影響
テストステロンは筋肉や骨を大きくし”男っぽさ”には必須。減少すると筋力低下や筋肉痛、疲労感などの症状になります。また、発汗や頭痛などを発症することもあるそうです。
心への影響
テストストロンにはネガティブ思考を抑える働きがあり、減少すると不安やいらいら、集中力の低下や不眠といううつ症状を引き起こすリスクが増えてしまうようです。
性への影響
テストストロンには、フェロモンを発生させる働きもあり、ドーパミンという興奮させる作用のある物質を増やす効果があるそうです。減少することでドーパミンも減少していまいます。そして性欲についても減ってしまうようです。
進行を抑えるには
LOH症候群は加齢が主な原因であるため、どうしても年齢を重ねるとしかたありません。少しでも進行を予防するためには、生活していく中でテストステロンの減少しないように気をつけることが大切です。
食事では、タンパク質の少ない食事を続けると男性ホルモンが減少してしまいます。野菜だけではなく肉や魚もしっかり摂取することが大切です。
また、運動も大切です。有酸素運動することでテストステロンを増やすことがわかっています。逆に運動不足の人は、脂肪が蓄積されやすく、そのことがテストステロンを減少させてしまうようです。
何事においてもそうですがテストステロン減少を抑えるためにも睡眠は重要です。規則正しい生活に気をつけて充分な睡眠を取れるようにします。
治療
ホルモン補充療法、漢方薬や抗うつ薬による薬物療法が主な治療法のようです。
まとめ
今回は男性の更年期障害について調べてみました。
うつ病の原因にもなりかねないことですので、40代以降の方でうつっぽいかな?と感じたときは、一度チェックして見てください。